バウンスシャッセ(リッチダンサーの11) 第15戦


キャロットクラブ出資愛馬第20号は、母馬と厩舎の魅力で選んだ馬。

母リッチダンサーは産駒からは2000ギニーGT3着馬を輩出しており、 日本でもホーカーテンペストが芝のマイルで4勝を挙げオープン入り。続く愛馬のフロアクラフトもオープン特別で2着、オークス GTで5着と力を見せる。

ホーカーテンペストはデビュー前にその素晴らしい馬体が話題になった馬で、馬体にこだわる私としては安価だし飛びつきたい母の産駒。日本でも産駒は能力を見せ、やはり母リッチダンサーの仔出しは相当良いと考える。安価で2、3勝馬を目指す私がリッチダンサーの仔を買うのは必然。

今回は関東馬だが、藤沢和雄厩舎となれば別格。アフロディーテでも満足させていただいたし、なんと言っても師の大ファン。この金額で藤沢和雄厩舎というものお得感満載。ましてや馬も素晴らしい。よく約68パーセント程度の抽選を勝ち抜いたものだ。


デビュー前の追い切りはコース全体の5番時計を計時するなど、2歳新馬としては破格の動き。そしてレースもスタート直後にコーナーという外枠不利なコースで大外枠になるも完勝!!見事デビュー戦を飾る。

そこから重賞に連続挑戦するも馬場が悪すぎたり、距離が短く忙しかったりと出番なしの大敗。しかし、4戦目となる寒竹賞では猛時計で圧勝!!競馬ブックのスピード指数は90.8!!阪神JF GT2着のハープスターが91.9なので重賞ウィナークラス。

そしてついにフラワーカップ GVに優勝して重賞ウィナーに。これで多くの賞金が獲得でき、クラシックすべてに出走可能になった。

桜花賞は距離が短すぎることからパスし、実績断然の中山で行われる牡馬クラシック第1戦の皐月賞へ出走。さすがに牡馬の壁は厚く11着。それでも内容的に悪くなかった。勝ち馬から0.7秒差で競馬ブックのスピード指数でも89.1と優勝したフラワーカップの88.0を上回る。単に相手が強かっただけ。

そして続く本番のオークスでは3番人気を背負い堂々の3着!!クラシックで馬券圏内に入り、もうこの世代の牝馬では最上位の能力を見せた。勝ったヌーヴォレコルトとは僅かに半馬身差、あのハープスターとはクビ差。

その後、ハンデも軽くなることから古馬との函館記念に臨むが、ここでははっきりと力負けの16着とシンガリ負け。そして3歳牝馬となら別格と思われた紫苑ステークスでは直前の大雨で不良馬場になってしまう不運があるも12着と大敗。いくらなんでも負けすぎで心配。


しかし秋華賞では前崩れの展開の中、最後まで粘り込み7着と良い走りを見せてくれた。走破時計もすこぶる速く、やはり能力は相当なもの。続く愛知杯も苦手の雨で重馬場の中、最後まで力を出し切り3歳牝馬としては決して楽なハンデではなかったにも関わらず存在感を見せてくれた。

もはや完全復調と言って良く、良馬場の牝馬限定戦で上手く前に壁を作れればもっとやれそうな手応えを確信した。

そして中山牝馬S GVでは強力な相手のことごとくの回避でメンバーに恵まれるも、後ろ過ぎる位置から大外ブン回しで圧巻の差し切り勝ち!!馬場と流れを考えた田辺裕信騎手のファインプレーで4勝目。重賞2勝目。

獲得本賞金は1億円を突破!!募集総額1800万円の馬。凄すぎる活躍。


しかし、そこから前々走は果敢にヴィクトリアマイルGTに挑戦するも13着大敗。前走はGVにベストな距離で期待されたが、初めて走る阪神競馬場での環境の変化に戸惑ったのか、パドックでは物見は多いは舌はやたら出すはクビはやたらに下げるはで様子がおかしい。レースでも蓋をされて出られないロスなどがあったものの15着とまさかのブービー負け。

相変わらず浮沈の差が大きすぎる。


前走後、目立った傷みはないものの、GTからの連戦だし、ひと息入れるため、6月19日にノーザンファーム天栄へ放牧に出されました。

9月10日に美浦トレセンに帰厩しました。

10月17日 東京11R 第63回 府中牝馬ステークス GU 3歳上オープン 芝1800m 牝馬限定 国際 別定を目標に調整されていたが、トモがしっくりこないということで9月25日にノーザンファーム天栄へ戻されました。

12月16日に美浦トレセンに帰厩しました。

予定通り1月16日 中京11R 第53回 農林水産省賞典 愛知杯 GV 4歳上オープン 芝2000m 牝馬限定 ハンデに出走!!

フルゲート18頭のところに特別登録数は21頭。水曜日の想定段階では19頭。

予想通りバウンスシャッセのハンデは最も重い55.5キロ。この時点でハンデの重い順3頭の出走優先枠に入り出走は確定。結局18頭で確定。

鞍上は主戦の北村宏司騎手が落馬負傷中の為、昨年中山牝馬Sで代打で騎乗し、見事にバウンスシャッセを勝利に導いた田辺裕信騎手が再登板。どんな騎乗を見せてくれるのか楽しみ。


1着/8番人気。

ハンデ頭もなんのその。大外ブン回しの強い競馬で格の違いを見せつけ優勝!!

重賞3勝目、計5勝目を挙げた。

まずはご一緒の所持者の皆様、愛馬の重賞制覇おめでとうございます。

そして早速たくさんのお祝いコメントをいただきありがとうございました。

愛馬エスポワールシチーの引退後すぐにまさか重賞を3つも勝てる馬が出てきてくれるなんて夢にも思わなかった。

これで私は8年連続の愛馬重賞制覇。

走るか走らないか走ってみないとわからないバウンスの復活も嬉しく、今年はこの調子で大暴れして欲しい。

終わって見ればハンデ頭にもかかわらず大外ブン回しの後ろから差す内容でここでは1頭別格の強さだった。


レース回顧と時計の分析、レース後の田辺裕信騎手と藤沢和雄調教師のコメントを掲載。

ルクソール様、タテヤマ様撮影現地写真多数掲載。

(2016年1月19日完結)

2015年6月23日立ち上げ

●前走後、目立った傷みはないものの、GTからの連戦だし、ひと息入れるため、6月19日にノーザンファーム天栄へ放牧に出されました

 今年に入り中山牝馬S GVを勝ち、重賞2勝目を挙げた我らが愛馬バウンスシャッセ。完全復活かと思いましたが、そこから前々走は果敢にヴィクトリアマイルGTに挑戦するも13着大敗。前走はGVにベストな距離で期待されましたが、初めて走る阪神競馬場での環境の変化に戸惑ったのか、パドックでは物見は多いは舌はやたら出すはクビはやたらに下げるはで様子がおかしく、レースでも蓋をされて出られないロスなどがあったものの15着とまさかのブービー負け。

 相変わらず浮沈の差が大きすぎるバウンスシャッセです。


 前走後、目立った傷みはないものの、GTからの連戦ですし、ひと息入れるため、6月19日にノーザンファーム天栄へ放牧に出されました。

 
 前走は結果的に15着でしたが、好走している中山コースに比較的近い阪神コースの選択というのは納得のできるものですし、GVというのもGTではパンチ不足のバウンスシャッセにとっては手頃だと思いました。鞍上もミルコ・デムーロ騎手と最高の騎手を用意してくださり、これで負けるのは仕方がありません。

 バウンスシャッセは暑い夏の時期は苦手ですし、ここでの放牧はこれもベストチョイスだと思います。秋に中山の京成杯オータムハンデかオールカマーくらいで復帰してくれれはいいですよね。

これ以降は2015年9月17日に作成

●9月10日に美浦トレセンに帰厩しました 次走は10月17日 東京11R 府中牝馬ステークス GUを予定

 以下は9月10日に臨時更新されましたクラブ公式HPバウンスシャッセの近況報告です。

10日に美浦トレセンへ帰厩しました。「9月の始動もひとつの選択肢としてあってもいいのかなという話をしていたのですが、状態面を最優先して10月から動き出すことになりました。その復帰に向けてこのタイミングで入厩させていただいています。通常よりやや早いですが、先生と相談して自分たちの手元に置いて時間をかけてじっくり仕上げていきたいということになり今週入れさせていただくことにしました。明日より体調面、精神面の変化をよく確認しつつ進めていきます。よろしくお願いいたします」(津曲助手)

 ということで、6月19日からリフレッシュの為にノーザンファーム天栄へ放牧に出されていたバウンスシャッセですが、9月10日に美浦トレセンに帰厩しました。

 さらに9月17日に更新されましたクラブ公式HPバウンスシャッセの近況報告は次の通りです。

「いちおうの目標を10月の府中牝馬Sに据えて、仕上がり具合を見ながら柔軟に検討していくようにしているんです。先週少し早めのタイミングで入れさせていただいたのは手元でじっくりやっていきたいという考えのもとですが、天栄でも見られた疲れやすいトモのコンディションの把握と良化を図っていくには時間をかけたほうがいいと言うのもあったからなんです。天栄のスタッフさんからも聞いていたのですが、確かに右トモにはやや苦しさが残っているのかな、今でも若干苦しいと感じさせる部分もあるかなと見ているんです。それなのでいきなり強めの負荷をかけるのではなくて長めから動かしてじんわりフィットさせていこうと考えています。水曜日も朝一番のタイミングで入りましたけれど、ダートコースを使ってじっくり長めにキャンターを踏む内容にしました。フィットしてくれば動きも良くなってくると思いますし、時間をかけながらプラスに変えていければと思っています」(津曲助手)10月17日の東京競馬(府中牝馬S・牝馬限定・芝1800m)を目標に調整しています。

 ということで、バウンスシャッセの次走は10月17日 東京11R 第63回 府中牝馬ステークス GU 3歳上オープン 芝1800m 牝馬限定 国際 別定ということです。

 私は愛馬エスポワールシチーでフェブラリーSやジャパンカップダートと言ったGTは制していますし、GVはこのバウンスシャッセの2勝他3勝しています。しかし、GUとなると勝ったことがありません。もっと言えば出た記憶もありません。エスポワールシチーの主戦場のダートではGUと言えば東海SやウインターS、そして地方のダイオライト記念くらいがパッと思いつきますが、いずれも出た事がありません。

 ですので、GUという響きに今からワクワクしています。別定戦ですし、実績のある東京ですし楽しみですね。

これ以降は2015年9月25日に作成

●トモがしっくりこないということで9月25日にノーザンファーム天栄に放牧に出されました

 昨日(9月24日)の追い切り後に、トモのしっくり来ない部分がまだ気になるということだったバウンスシャッセ。本日(9月25日)近況報告が臨時更新され、9月25日にノーザンファーム天栄へ放牧されたことが発表になりました。

 以下は9月25日に臨時更新されましたクラブ公式HPバウンスシャッセの近況報告です。

「少し早めにトレセンへ入れさせてもらい、天栄でも入念にやってもらっていた体のケアをこちらでも行いつつじわじわと上げていければと考えていたんです。牧場でも一生懸命にケアをして悪くならないようにしてくれていましたが、こちらでは競馬へ向けて負荷をかけていかなければいけません。状態を探りながらやっていこうと思いつつ調整していましたが思いのほか良化が見られず、昨日の調教でも15−15以上をやることは馬の負担になりそうという状態でした。このまま無理に進めていこうとすると良化を図るどころか負担になりそうな気がします。それこそ秋初戦の目標に掲げていた府中牝馬Sはおろか、それ以降もダメージが蓄積してダメになってしまいそうな気がします。誠に申し訳ありませんが、馬のことを考えるとここはひと息入れて立て直しを図ったほうがいいと判断しました。秋どうこうは正直、現時点で言及できません。あくまでも状態が上向いてくるのを待たなければいけませんし、一度白紙に戻して馬のコンディションを見ながら改めて検討していきます」(藤沢和師)25日にNF天栄へ放牧に出ました。

 もちろん、府中牝馬Sは間に合うはずもありませんから白紙撤回。年明けの復帰になりそうですね。なかなか良くなりませんねぇ。

これ以降は2015年12月16日に作成

●12月16日に美浦トレセンに帰厩しました

 以下は12月16日に更新されましたクラブ公式HPバウンスシャッセの近況報告です。

16日に美浦トレセンへ帰厩しました。「前回は競馬まで行けずに立て直すことになりましたし、天栄で一生懸命に回復を図ってもらっていたようで、ここ最近の馬の雰囲気が良くなってきているということでした。もちろん時と場合によって多少の波はあるでしょうから慎重に見ていきますけれど、これならば始動を考えていけそうということで、トレセンへ戻しています。まずは慎重に様子を見ながら進めていって、前回との比較もしながら状態の把握を行っていきます」(津曲助手)

 ということで、9月25日から調整の為ノーザンファーム天栄へ放牧に出されていたバウンスシャッセですが、状態が良くなって来たということで、12月16日に美浦トレセンに帰厩しました。

 年明けの競馬を考えるということですが、得意の中山開催ですし、まさか金杯ということはないと思いますが、アメリカジョッキークラブカップかその次週の白富士ステークス辺りなのでしょうね。そして1度使われて今年勝った中山牝馬ステークスでしょうか。いずれにしても楽しみです。

これ以降は2015年12月18日に作成

●次走は1月16日 中京11R 愛知杯GVを予定

 12月17日に配信されました競馬ブックのバウンスシャッセ近況報告によりますと、バウンスシャッセの次走は1月16日 中京11R 第53回 農林水産省賞典 愛知杯 GV 4歳上オープン 芝2000m 牝馬限定 ハンデを予定ということです。

 競馬ブックの情報は信用性が高いですし、またいつもの出走1か月前の帰厩という面からもちょうどここが目標だと思われます。

 牝馬限定のハンデ戦で中山牝馬Sを勝ったときの分が加味されますので、多少ハンデは重くなるでしょうがベストな条件だと思います。良い走りを見せて欲しいですね。

これ以降は2016年1月13日に作成

●気になる特別登録表(1月16日 中京11R 第53回 愛知杯 GV)

特別登録表 1月16日 中京11R 第53回 農林水産省賞典 愛知杯 GV 4歳上オープン 芝2000m 牝馬限定 ハンデ

第1回登録完了馬 全21頭 フルゲート 18頭  
馬名 予定騎手 斤量 前走 前走着順 前走人気 過去着順
アルマディヴァン 川須栄彦 54.0 12/19 ターOP 中山芝1600 10
アースライズ 幸英明 53.0 12/27 カウ16下 阪神芝2000
ヴィルジニア 50.0 12/19 中京10下 中京芝1600 15
オツウ 松山弘平 53.0 12/19 ターOP 中山芝1600 15 15 11
カラフルブラッサム 50.0 12/26 江坂10下 阪神芝2400
クインズミラーグロ 吉田豊 53.0 10/18 秋華GT 京都芝2000
グレイスフラワー 勝浦正樹 52.0 12/20 ディOP 中山芝2000 13 13
シュンドルボン 大野拓弥 54.0 11/15 エリGT 京都芝2200 11
ショウナンバーキン 松若風馬 50.0 12/27 カウ16下 阪神芝2000
タガノエトワール 川田将雅 54.0 12/12 チャGV 阪神芝1800 15
バウンスシャッセ 田辺裕信 55.5  6/14 マーGV 阪神芝2000 15 13
ハピネスダンサー 小牧太 53.0 11/23 修学16下 京都芝2000
フェリーチェレガロ 和田竜二 52.0 11/15 エリGT 京都芝2200 14 15 13
フレイムコード 菱田裕二 53.0 11/15 福島GV 福島芝2000 13
マキシマムドパリ 53.0 11/21 衣笠10下 京都芝1800
マコトブリジャール 秋山真一郎 53.0 12/12 チャGV 阪神芝1800 12 10 11
メイショウスザンナ 吉田隼人 55.0 12/19 ターOP 中山芝1600 12 10 13 10
ヤマトダイアンサス 48.0  5/17 秩父10下 東京芝2000
リメインサイレント 川島信二 53.0 11/15 エリGT 京都芝2200 18 16
リーサルウェポン 藤岡康太 50.0 12/12 1000万下 阪神芝1600
レイヌドネージュ 石川裕紀人 53.0 12/13 美浦16下 中山芝1800

フルゲート18頭のところに特別登録数は21頭。

メンバー的にバウンスシャッセのハンデが最も大きくなりそうで、ハンデの重い順3頭の出走優先枠に入り出走は確定と思われます。火曜日に発表になりましたハンデは55.5キロでした。重賞2勝の実績はメンバー中断然で、当然ハンデ頭です。

クラブ公式HPでの発表はありませんでしたが、バウンスシャッセの鞍上は田辺裕信騎手のようです。バウンスシャッセとは中山牝馬S GVの時のみのコンビですが、見事な騎乗で重賞2勝目をプレゼントしてくれたんですよね。今回も楽しみです。

それにしても以下の特別登録段階での有力馬にバウンスシャッセの名前が全く出てきませんねぇ。もう終わった馬という評価なのでしょうか。この時期は強いんですけどね(苦笑)。

デイリー馬三郎 みどころ

 06年から12月、今年から1月に移動。昨年は行われなかった。直近9回で1番人気馬は2勝。勝ち馬4頭が6番人気以下で牝馬同士のハンデ戦らしく波乱含み。前走で1000万下を使われていた馬が3勝、準オープン組がA着3回と条件馬でも太刀打ちできる。
 
 マキシマムドパリは衣笠特別を勝って格上挑戦になるが、秋華賞では0秒2差のB着に好走している。見劣りはしない。4角で押し込められたオークスG着を除けば全て馬券圏内。安定感も光る。
 
 3連勝の勢いに乗って、シュンドルボンはエリザベス女王杯に参戦。連勝はストップしたが、0秒2差のF着なら今後が楽しみになる挑戦だった。距離短縮で左回りと条件は好転。相手関係も楽に。
 
 カウントダウンSを制し、アースライズは牝馬3冠戦線で2度の掲示板確保(オークスC着、秋華賞D着)の力を示した。牡馬相手の準オープンが地力強化を感じさせる内容。重賞でも勝機がある。
 
 1000万下、準オープンと連勝中のハピネスダンサーは使いつつの馬体増には好感が持てる。デビュー時から約30キロのボリュームアップは地力強化の証し。先行力でライバルの末脚を封じる。
 
 フェリーチェレガロは久々に芝に戻した3走前のマーメイドSが0秒2差のD着。準オープンV直後のエリザベス女王杯ではM着と厳しい結果に終わったが、GVのメンバーなら太刀打ちできる。
 
 フレイムコードは昨夏以降、芝の重賞ではDCG着。府中牝馬Sでは0秒2差に食い下がった。洋芝での準オープン勝ちが好内容でパワーを求められる馬場は合っている。上位争いに食い込むか。
 
 レースのレベルが上がりながらもレイヌドネージュは4戦連続で最速の上がりをマーク。末脚に磨きがかかっている。前記のなかにはクイーンSE着も含まれており、昇級戦でも見劣りはしない。

競馬ブック 有力馬のポイント

 昨年は桜花賞、オークス、秋華賞でいずれも上位争いに加わり、ここでは実績最上位のアースライズ。秋華賞は内回りで外々を回って小差と特に濃い内容。左回りや時計を要す馬場でも結果を出しており、久々の中京にも特に不安はなく自在性があって流れに左右されにくいのも魅力。ハンデも重くならない見立てで、これを中心視。

 シュンドルボンは昨年メキメキと頭角を現した。カイバが実になって体力がつき、好位からもうひと伸び利くようになったのが大きい。前走は上位馬に伸び負けしたものの、いきなりのGTで小差。1ハロン短縮はプラス。相手が数段楽になるここなら勝ち負けも十分。

 ハピネスダンサーは折り合いに進境を見せたことで、終いに切れる脚を使えるようになってきた。近2走が差し、逃げでの連勝で脚質に幅が出たのも魅力。中京での1戦は掛かって甘くなったもの。課題をクリアした今なら違う。

 マキシマムドパリは昨秋から目を見張る充実ぶり。立ち回りのうまさはそのままに、最後までしっかり伸びるようになり、以前の甘さが嘘のよう。形は格上挑戦でも秋華賞3着馬。出走が叶えば怖い。

 タガノエトワールは一昨年の秋華賞3着馬。前走は牡馬相手のGVで好走。マイル戦のあとだったエリザベス女王杯は掛かったが、1800メートルのあとの2000メートルならいくらかマシのはず。ジックリとタメて流れが向けば、差し込みも。

 アルマディヴァンの前走、直線は内で進路をなくし、脚を余した。昨年の中京記念2着馬でコース適性は十分、牝馬限定戦なら力も上位。2000メートルは未知だが、タメが利いて、スムーズに捌ければ上位へ。

 レイヌドネージュは、タメれば末は確実なタイプで中山のスローを大外から差し切った前走が鮮やか。昨夏のクイーンSでは小差の6着に健闘しており、ハンデ戦なら重賞でも通用しそう。要注意。

これ以降は2016年1月14日に作成

●追い切り情報(1月14日更新)

前走前  6月10日 美浦南ウッドチップ 稍重馬場 キリ不明

杉原誠人
キリで見えず
ミッキーユニバース(古馬500万下)の内同入



9月21日 美浦南ウッドチップ 稍重馬場 馬なり余力

杉原誠人
4F 58.7
3F 43.5
1F 13.7[5]


9月23日 美浦南坂路 良馬場 馬なり余力
1回
助手
4F 61.8
3F 45.9
2F 30.2
1F 14.8


9月24日 美浦南ウッドチップ 良馬場 馬なり余力

助手
4F 59.6
3F 44.8
1F 15.8[8]


12月18日 美浦南坂路 良馬場 馬なり余力
1回
助手
4F 65.3
3F 47.5
2F 30.5
1F 14.4


12月20日 美浦南坂路 良馬場 馬なり余力
1回
助手
4F 59.4
3F 44.2
2F 29.3
1F 14.6


12月22日 美浦南坂路 良馬場 馬なり余力
1回
助手
4F 60.4
3F 44.6
2F 28.7
1F 14.1


12月23日 美浦南坂路 良馬場 馬なり余力
1回
助手
4F 61.2
3F 45.9
2F 30.5
1F 14.9


12月27日 美浦南坂路 良馬場 馬なり余力
1回
助手
4F 56.6
3F 41.3
2F 26.8
1F 13.4
レッドジョーカー(古馬1000万下)馬なりを0.4秒追走同入


12月29日 美浦南坂路 良馬場 馬なり余力
1回
助手
4F 58.1
3F 43.2
2F 28.4
1F 14.4


12月31日 美浦南ウッドチップ 良馬場 馬なり余力

杉原誠人
6F 83.6
5F 67.5
4F 52.4
3F 39.0
1F 12.8[9]


1月3日 美浦南ウッドチップ 良馬場 馬なり余力

杉原誠人
5F 71.7
4F 55.1
3F 40.7
1F 13.0[8]
ソルティコメント(古馬1000万下)馬なりの内を0.4秒追走同入


1月6日 美浦南ウッドチップ 良馬場 馬なり余力

助手
5F 69.2
4F 53.7
3F 39.2
1F 12.8[8]


1月10日 美浦南坂路 良馬場 馬なり余力
1回
杉原誠人
4F 55.2
3F 40.5
2F 25.6
1F 12.3
レッドジョーカー(古馬1000万下)末強めを0.6秒追走同入


1月13日 美浦南ウッドチップ 良馬場 馬なり余力

田辺裕信
6F 84.6
5F 69.0
4F 53.9
3F 40.3
1F 12.7[8]
レッドフォルツァ(障害オープン)直線強めの内を0.6秒追走同入
 9月21日、帰厩後1本目の追い切り時計を計時しました。厩舎所属の杉原誠人騎手に感触を確かめて貰いました。ここから出走まで約1か月。試行錯誤されながらバウンスがしっかりと走れるように調教が課せられて行くんですよね。名門・藤沢和雄厩舎ですし、しっかり最後まで走れるように導いて欲しいですね。

 9月23日、坂路でハロン15秒程度で追い切られました。なんだか坂路で追い切り時計が出るのは久しぶりの気がしますね。復活の狼煙を挙げた寒竹賞前は坂路で4F50秒8だったんですよね。あの動きの時は私も自信がありましたねぇ。結局8番人気と低評価ながらも勝って、続くフラワーカップGVも連勝するんですよね。

 9月24日、またまた追い切り時計が出てきました。ハロン15秒ペースで来ていたものが、終いで少し時計を要してあらら?という感じですが、今回はかなりビシビシ乗られている感じです。3歳春の追い切りはこんな感じで2日に1回くらいは追い切り時計が出ていたものです。今回、このペースで1か月行けるのなら3歳春のように期待も大きいのですが。
 競馬ブックでは”攻め軽めも順調”という追い切り評です。そりゃ、まだ本番約1か月前ですから・・・。
 以下は同日(9月24日)更新されましたクラブ公式HPバウンスシャッセの近況報告です。
「今回、トモがしっくりこない部分があってそこを如何に変えていけるかがポイントになると捉えて調整にあたっています。帰厩してすぐのタイミングで一度乗せていただいて、その時にそのトモのことを先生や厩務員さんにお伝えさせていただいたのですが、それ以来の騎乗が今朝でした。間が空いてどのくらいかを確認する意味もあって、“良いと思えれば少し伸ばして、もうひとつと思えれば無理はしないでくれ。感触で判断してほしい”という指示をもらっていましたので、探りながらウッドチップコースに入ったのですが、やっぱりまだ気になったんです。良い時を知っているだけに余計に辛口というか無理はさせられないですし、もっと良くできればと思いましたから、今朝は無理をしないで15−15程度に留めることにしたんです。そのことは厩務員さんにもお伝えしましたし、何とか動かしつつケアを図りながら少しでもいい方向へ変えていければと思っています」(高林助手)
 ということで、終いで時計を要した理由がわかりました。やはり状態が良くないようですね。近況から次走予定が消去されましたし、府中牝馬Sは白紙になったということのようです。もちろん、これだけの馬ですし無理はできませんからねぇ。恐れるのは時期的に突然の繁殖入りです。まだ1年早いですからねぇ。

 12月18日、16日に帰厩後初の追い切り時計を計時しました。ほぼ15−15を切らない程度の追い切りですが、終いが15秒を切ったので時計として計時されました。
 順調に乗り込まれていることが窺えますし嬉しいですね。

 12月20日、15−15で追い切られました。徐々に調教のペースが上がってきているようですね。このまま順調に行って欲しいですね。

 12月22日、15−15で終いだけ14秒で追い切られました。徐々に仕上げて行っているというところですね。

 12月23日、ほとんど時計にならない15−15ですが、終いが15秒を切った為に時計として計時されました。15−15とはいえ、結構なペースで乗られていますし状態は良さそうですね。
 競馬ブックでは”攻め軽めも順調”と私と同じような評価ですね。
 以下は同日(12月23日)更新されましたクラブ公式HPバウンスシャッセの近況報告です。
「先週帰ってきて少しずつ動かし出していて、今朝も馬場に入りじっくりと乗りました。15−15くらいをベースに動かしましたが、感じは悪くなかったようです。ただ、まだ時計を出し始めたばかりでもう少しじわっと上げていきたいという気持ちもあります。順調に行けば愛知杯あたりを目標にすることになりますが、あとひと月弱ほどの時間がありますし、じっくり進めていっていいなと思えればそこへ行くことになるでしょう。今年後半はいい時間を過ごすことができませんでしたが、来年こそは何とかしたいですね。よろしくお願いいたします」(津曲助手)
 クラブ公式HPでも”愛知杯”という言葉が出てきました。今のところ厩舎としても悪くない手応えのようです。順調に行って欲しいですね。

 12月27日、日曜日ですが、併せ馬で結構しっかりと時計を出しました。最後までしっかりと伸びていて順調ですね。併走相手もしっかりと捉えています。この調子でレースまで行って欲しいですね。

 12月29日、15−15強で追い切られました。ここ数戦の中ではしっかりと乗り込まれているなぁ〜という感じです。あとは陣営がどう手応えを感じているかですね。当然、悪いと感じていれば、また放牧に出されるでしょうから、こうやって時計が出ている限りは悪い事はないのでしょう。

 12月31日、厩舎所属の杉原誠人騎手に調教をつけていただいております。終いまでしっかりと伸びて良い調教だと思います。これは今回本番でもしっかり走れるのではないでしょうか。調教では悪くないと思います。
 デイリー馬三郎では”好気配B”と好感触で嬉しいですね。

 1月3日、大晦日同様杉原誠人騎手に調教をつけていただきました。古馬1000万クラスの馬を後ろから追いかけて先着と闘争心を出させるような調教を課せられています。
 デイリー馬三郎では”乗込入念C”という微妙な評価でした。
 以下は同日(1月3日)更新されましたクラブ公式HPバウンスシャッセの近況報告です。
「入厩後じっくりと調整を進められています。年末にそれなりの時計を出してありますし、今朝も時計を出しましたが今回は僕が担当させていただきました。時計的には無理のない程度に動かして終いだけ少し伸ばすような内容でしたが、元気いっぱいでしたね。ただ、息遣い、身のこなしなどからまだちょっと重いかなと感じさせます。先生からは愛知杯に行ければと聞いていますのであと2週間ありますし、この後にどれだけフィットしてくるかになるかと思いますが、具合自体は悪くなさそうなので、何とかこのまま順調に行ってほしいですね」(杉原騎手)16日の中京競馬(愛知杯・牝馬限定・芝2000m)に出走を予定しています。
 バウンスシャッセの追い切りを担当していただいている杉原誠人騎手にコメントをいただいております。具合自体は悪くないものの、息遣いや身のこなしなどからまだ少し重めに感じられるようです。しっかり絞って来て欲しいですね。藤沢和雄厩舎の馬なり調教では、なかなか絞れて来ないときがありますからねぇ。

 1月6日、3日の追い切りよりもしっかりと乗られました。全体の時計としては平凡ですが、競馬ブックでは”時計以上の動き”、デイリー馬三郎では”キビキビB”ということで、専門各誌の評価は揃って高く、かなり良い状態であると言えます。あとはレースでこの良さが出てくれれば上位に来てくれると思うんですけどね。私は今回はかなり期待しております。
 ただ、マーメイドSの時はパドックの時点で状態は明らかに良くなかったですから、楽観視は出来ないんですよね。

 1月10日、珍しく坂路でしっかりと時計を出しました。全体の時計はそこそこですが、終いを12秒3とまとめて良い動きですね。併走相手にも後から行ってしっかりと同入していますし良い状態だと思います。

 1月13日、本番で騎乗する田辺裕信騎手に追い切って貰いました。時計だけ見ているとたいしたことはないですが、藤沢和雄厩舎は基本目一杯やりませんからこれで予定通りなんでしょう。障害の馬とは言え、併走相手にきっちり先着していますし、状態は良いと思います。
 競馬ブックでは滅多に出ない右上がり矢印で”抜群の脚捌き”と非常に高い評価です。デイリー馬三郎では”追毎良化B”となかなかの評価です。
 以下は同日(1月13日)更新されましたクラブ公式HPバウンスシャッセの近況報告です。
「今回は主戦の北村が治療休養中ですので、代わりに田辺ジョッキーで向かうことになりました。彼も年末の負傷でいったん代案を考えなければいけないのかもしれないと思っていたのですが、先週の競馬の後も変わりないということでしたので、彼とのコンビで実戦に向かいます。ということで今朝の追い切りにも乗ってもらいました。以前にも乗ってもらい良いイメージを持ってもらっていますが、改めて掴んでもらうほうがいいだろうと思いましたからね。変則日程ですが土曜日の中京なので今日しっかりと追い切ってもらいました。スタンド前から入り、長めから前の馬を追いかけて終いを伸ばす内容でしたが、動きはまずまずでしたし、ジョッキーにも状態は悪くないと感じてもらえたようでしたよ。ただ、今回は正直に言うと体が立派でなかなか絞り切れない状況だったんです。帰ってきた時からできる限りの運動を課しつつ、週中、そして週末と長めから行ってコンスタントに動かしてきました。しっかりとトレーニングを積み重ねてきましたが、時期的なものや年齢を重ねてきていることもあってか、なかなか絞れない。この後の輸送があるとはいえ、おそらく立派な状態での出走となるでしょうが、体調がいいのは確かだと思うんです。何とかこの馬の持ち味を出せればと思いますし、良い時の走りを見せてくれたらと思っています」(津曲助手)16日の中京競馬(愛知杯・牝馬限定・芝2000m)に田辺騎手で出走を予定しています。
 ということで太目残りのようですね。かなり早い段階からわかっていたことですし、もう少し追い切りで負荷をかけるなどして上手く調整して欲しかったですが、藤沢和雄先生は基本太目は悪くないという考え方ですし、目標は次の中山記念か中山牝馬Sにあるような気がします。
 私ほっさんの追い切り評価は「A−」です。あくまでも追い切りの評価です。明らかに太ければレースでは力が出せないでしょうが、そういったところは全く加味していません。いつになくハードに追い切られていること、そして本数や終いまでしっかりと伸びていることを評価しています。信頼できる競馬ブックも高い評価を出してくれていますし、この時期は走りますので期待しております。

●気になる出馬想定表(1月16日 中京11R 第53回 愛知杯 GV)

出馬想定表 1月16日 中京11R 第53回 農林水産省賞典 愛知杯 GV 4歳上オープン 芝2000m 牝馬限定 ハンデ フルゲート 18頭 想定数19頭 
馬名 予定騎手 斤量 前走 前走着順 前走人気 過去着順
アルマディヴァン 幸英明 54.0 12/19 ターOP 中山芝1600 10
アースライズ 川須栄彦 53.0 12/27 カウ16下 阪神芝2000
ヴィルジニア 50.0 12/19 中京10下 中京芝1600 15
オツウ 松山弘平 53.0 12/19 ターOP 中山芝1600 15 15 11
クインズミラーグロ 吉田豊 53.0 10/18 秋華GT 京都芝2000
グレイスフラワー 勝浦正樹 52.0 12/20 ディOP 中山芝2000 13 13
シュンドルボン 大野拓弥 54.0 11/15 エリGT 京都芝2200 11
ショウナンバーキン 松若風馬 50.0 12/27 カウ16下 阪神芝2000
タガノエトワール 川田将雅 54.0 12/12 チャGV 阪神芝1800 15
バウンスシャッセ 田辺裕信 55.5  6/14 マーGV 阪神芝2000 15 13
ハピネスダンサー 小牧太 53.0 11/23 修学16下 京都芝2000
フェリーチェレガロ 和田竜二 52.0 11/15 エリGT 京都芝2200 14 15 13
フレイムコード 菱田裕二 53.0 11/15 福島GV 福島芝2000 13
マキシマムドパリ ファブリス・ヴェロン 53.0 11/21 衣笠10下 京都芝1800
マコトブリジャール 秋山真一郎 53.0 12/12 チャGV 阪神芝1800 12 10 11
メイショウスザンナ 吉田隼人 55.0 12/19 ターOP 中山芝1600 12 10 13 10
リメインサイレント 藤岡康太 53.0 11/15 エリGT 京都芝2200 18 16
リーサルウェポン 川島信二 50.0 12/12 1000万下 阪神芝1600
レイヌドネージュ 石川裕紀人 53.0 12/13 美浦16下 中山芝1800

表中 騎手の太字は乗り替わり予定

フルゲート18頭のところに現在19頭出馬想定されています。バウンスシャッセはハンデ頭ですから優先的に出走することができます。

●出馬確定表

出馬確定表 1月16日 中京11R 第53回 農林水産省賞典 愛知杯 GV 4歳上オープン 芝2000m 牝馬限定 ハンデ 出走数18頭
馬名 騎手 斤量 前走 前走着順 前走人気 過去着順
アルマディヴァン 幸英明 54.0 12/19 ターOP 中山芝1600 10
アースライズ 川須栄彦 53.0 12/27 カウ16下 阪神芝2000
ヴィルジニア 鮫島克駿 50.0 12/19 中京10下 中京芝1600 15
オツウ 松山弘平 53.0 12/19 ターOP 中山芝1600 15 15 11
クインズミラーグロ 吉田豊 53.0 10/18 秋華GT 京都芝2000
グレイスフラワー 勝浦正樹 52.0 12/20 ディOP 中山芝2000 13 13
シュンドルボン 大野拓弥 54.0 11/15 エリGT 京都芝2200 11
タガノエトワール 川田将雅 54.0 12/12 チャGV 阪神芝1800 15
バウンスシャッセ 田辺裕信 55.5  6/14 マーGV 阪神芝2000 15 13
ハピネスダンサー 小牧太 53.0 11/23 修学16下 京都芝2000
フェリーチェレガロ 和田竜二 52.0 11/15 エリGT 京都芝2200 14 15 13
フレイムコード 菱田裕二 53.0 11/15 福島GV 福島芝2000 13
マキシマムドパリ ファブリス・ヴェロン 53.0 11/21 衣笠10下 京都芝1800
マコトブリジャール 秋山真一郎 53.0 12/12 チャGV 阪神芝1800 12 10 11
メイショウスザンナ 吉田隼人 55.0 12/19 ターOP 中山芝1600 12 10 13 10
リメインサイレント 藤岡康太 53.0 11/15 エリGT 京都芝2200 18 16
リーサルウェポン 川島信二 50.0 12/12 1000万下 阪神芝1600
レイヌドネージュ 石川裕紀人 53.0 12/13 美浦16下 中山芝1800

表中 騎手の太字は乗り替わり

●中京芝2000mコース解説

 フルゲートは18頭。
有利な枠順 外枠
有利な脚質 先行〜差し
ポイント 堅実な末脚と底力
種牡馬ベスト ディープインパクト、キングカメハメハ、ハーツクライ
連対騎手ベスト 武豊、浜中俊、川田将雅、藤懸貴志、川須栄彦、松山弘平
推定勝ちタイム 良馬場 稍重馬場 重馬場 不良馬場
2歳新馬
2歳未勝利
3歳新馬
3歳未出走
3歳未勝利
3歳500万
古馬500万
古馬1000万
古馬1600万
古馬オープン

●騎手は田辺裕信騎手 ほっさん評価「B+」

 今回のバウンスシャッセの鞍上は主戦の北村宏司騎手が昨年11月9日朝の調教中に人馬転倒して、左鎖骨を骨折し以来療養中の為、田辺裕信騎手に乗り替りとなります。

 田辺裕信騎手と言えば、昨年3月にも北村宏司騎手の騎乗停止中に代打でバウンスシャッセに騎乗していただきました。そしてその中山牝馬Sを見事な騎乗で優勝。バウンスシャッセに重賞2勝目をプレゼントしてくれました。それ以来2度目のバウンスシャッセへの騎乗となります。ここまでバウンスとは1戦1勝、しかも重賞ですから、それはもうバウンス所持者としては期待が大きくなるのは当然でしょう。

 田辺裕信騎手は2011年に大ブレークし、2011年は88勝で全国騎手リーディング7位、2013年も88勝で同9位、2014年は75勝で10位、2015年は77勝で11位とJRAのトップイレブンに入る有力ジョッキーです。

 私は勝ち鞍が上がらない時の田辺裕信騎手をよく知っているので、失礼ながら”関東のパッとしないジョッキー”という印象の方が強かったですが、今はブレークしてから安定して成績を残しており、信頼度抜群の乗れる騎手のイメージです。人気薄をよく上位に持って来ている印象ですね。そして難しい馬を巧くコントロールできる技術のある騎手です。今回も勝ってバウンスの主戦の座をもぎ取って欲しいですね。


 2016年1月13日現在、JRA通算544勝。勝率7.0パーセント、連対率13.9パーセント。重賞は17勝、GTは最低人気(16番人気)で勝ったコパノリッキーのフェブラリーステークスの1勝のみ。長い間騎乗馬に恵まれず数字は低かったが、2011年にブレーク。一昨年(2014年)は75勝、勝率9.0パーセント、連対率17.7パーセントと一流騎手の仲間入り。昨年(2015年)も77勝、勝率9.6パーセント、連対率18.3パーセントとさらに成績は上昇。本年(2016年)はここまで2勝、勝率10.5パーセント、連対率26.3パーセントと好発進。


 田辺 裕信(たなべ ひろのぶ)は、1984年2月12日生まれ、騎手歴15年目の31歳。日本中央競馬会(JRA)美浦北・小西一男厩舎所属の騎手である。なお、苗字の戸籍上の表記は田邊である。

 父親はJAの職員、母親は主婦という一般家庭に生まれる。妹と弟がいて3人兄弟の長男。競馬との接点は、父親が競馬ファンだったことによる。

 2002年2月にJRA競馬学校騎手課程を第18期生として卒業し騎手免許を取得する。デビュー時から小西一男厩舎に所属している。3月2日に初騎乗。中山競馬第2競走で9番人気のアルファジェネラスに騎乗し8着。3月21日に高崎競馬場で地方競馬初騎乗。弥生特別でシアトルドータに騎乗し、11頭立て8番人気で11着だった。8月3日に新潟競馬第12競走で4番人気のヒノデツートンに騎乗し、初勝利を挙げた。

 2004年4月25日、重賞初騎乗となった福島牝馬ステークスでは、14番人気のトーセンリリーに騎乗して16着だった。

 2009年8月30日のキーンランドカップでは、モルトグランデに騎乗し2位入線を果たす。このまま確定すれば重賞初連対であったが、最後の直線で他馬の走行を妨害したとして8着に降着となり、田辺は開催日4日間の騎乗停止処分を受けた。

 2010年6月19日、福島競馬第11競走の安達太良ステークスで、栗東・松田博資厩舎所属のアドマイヤマジンに騎乗して勝利。これをきっかけに松田博資調教師の信頼を得ると、他の栗東の有力厩舎からも依頼が増えるようになった。

 2011年4月24日のアンタレスステークスでは、栗東・吉田直弘厩舎所属のゴルトブリッツに騎乗して勝利し、デビューから10年目で初重賞勝利を飾った。8月8日、3年前に知り合い、この年から交際していた一般女性と入籍した。同年は88勝を挙げ、全国リーディング7位・関東リーディング3位と躍進し、中央競馬騎手年間ホープ賞を受賞した。

 2014年2月23日、フェブラリーステークスを16頭立て16番人気のコパノリッキーで勝ち、GT初勝利を果たした。サマージョッキーズシリーズでは、七夕賞・関屋記念・京成杯オータムハンデキャップの3勝を挙げて優勝、初めてワールドスーパージョッキーズシリーズ(WSJS)の出場権を獲得した。WSJSでは、2戦目のファンタスティックジョッキーズトロフィーで勝利を挙げ、総合成績では戸崎圭太と並ぶ3位タイに入った。

 2015年6月21日、東京9Rで優勝しJRA通算500勝を達成。


 「栗東の松田博資師が走る馬を乗せるようになったことがブレイクのきっかけになった。もともと技術はあったし、サークル内での評価も高かった。騎乗馬を抑え込んで操り、追いに関しても上々のパワーを見せていた。何より必死に追って上位に持ってこようとする真剣な姿が光っていた。関東の若手のエースとして活躍していくことになるだろう。」(2011年上半期・佐藤祐樹元地方競馬騎手)

ほっさん愛馬での成績 (2戦1勝)

 2006年 1月 5日 パノラマシチー  3歳新馬                 中山ダ1200m 15着/12番人気
 2015年 3月15日 バウンスシャッセ 第33回 中山牝馬ステークス GV 中山芝1800m 1着/3番人気


2013年5月19日 テレ玉杯でマルターズグロウヴに騎乗する田辺裕信騎手。(14番人気12着)

これ以降は2016年1月15日に作成

●専門誌の印と評価

競馬ブック

見解

「ターコイズSからここへ使ってきた3頭が、それぞれ1キロ増のハンデ。出走馬すべてがオープンだったターコイズSに対して、ここは条件馬が出走枠に滑り込めた。その分の増量ではないかと思う。前走で1600万を勝ってきたアースライズが、重賞でも同じ53キロ。見込まれた気がしないでもないが、他との相対的な比較では妥当なハンデと判断。例によって坂路の調教は軽いが、中2週で詰めて使える点を評価して中心視した。シュンドルボンは左回り巧者。エリザベス女王杯では残り1ハロンまでヌーヴォレコルト(2着)の内で踏ん張っていた。この条件ならもっとやれる。ハピネスダンサーは心身の両面で充実一途。今なら重賞でも通じていい。タガノエトワールは前走のチャレンジCが、差して収穫ある内容だった。牝馬同士のレースなら。」


短評は「伏兵多し」



予想家の印
馬名 井上政 西村敬 橋本篤 CPU
リメインサイレント
ハピネスダンサー
バウンスシャッセ
クインズミラーグロ △△
アースライズ
アルマディヴァン
マキシマムドパリ
フレイムコード
リーサルウェポン
シュンドルボン △△
タガノエトワール △△
オツウ △△
二重△は△△で処理
あとは無印



予想オッズ
馬名 予想オッズ
アースライズ 4.7
マキシマムドパリ 5.5
シュンドルボン 6.5
タガノエトワール 7.4
ハピネスダンサー 8.0
リーサルウェポン 12.9
レイヌドネージュ 13.4
バウンスシャッセ 16.2
フレイムコード 16.3
以下15倍以上省略



スピード指数

馬名 最高値 3走前 2走前 前走 評価
バウンスシャッセ 92 91 82 79
アースライズ 90 84 90 88
マキシマムドパリ 91 77 91 82
シュンドルボン 90 83 87 90
タガノエトワール 91 91 84 85
ハピネスダンサー 87 78 86 87


有力馬のポイント

2番ハピネスダンサー
 折り合いに進境を見せ、末の威力アップ。気性が成長した今なら中京も大丈夫。53キロなら。

7番アースライズ
 瞬発力と勝負根性に優れ、狭いところを割って伸びた前走が着差以上の強さ。昨年は牝馬三冠レースで(8)(4)(5)。(8)は2着と0秒2。昇級で据え置きだが、実績を思えば妥当なハンデ。左回りも問題なし。

9番アルマディヴァン
 前走は不完全燃焼。牝馬限定で5〜2走前より相手が楽。中京も好相性。距離さえこなせば。

11番マキシマムドパリ
 スロー見込みで器用に立ち回れる点が強みに。昨年秋華賞(3)で形だけの格上挑戦。動きもいい。

15番リーサルウェポン
 1000万勝ち直後も50キロが魅力。心身ともに成長し、目下充実。開幕馬場で末の切れが生きそう。

16番シュンドルボン
 GTで初の2200メートルだった前走でも小差。相手は数段楽に。残り100メートルで甘くなった点は1ハロン短縮で補えそう。54キロならハンデも手頃。

17番タガノエトワール
 前走は久々に差す競馬で好走。あれなら1ハロン延長に対応可能。一昨年の秋華賞(3)。地力も上位。

♪そこにバウンスはいません〜(滝涙)

デイリー馬三郎

本紙の見解

「3歳時はレースが不器用で末脚一手の戦法だった◎シュンドルボンだが、精神面が成長した昨夏あたりから好位からの競馬を習得して、一気に素質が開花した。条件戦を3連勝して挑んだエリザベス女王杯もF着とはいえ、勝ち馬とは0秒2差。一気の相手強化に加えて、未知数の距離を考えれば着順以上に評価していい。今回は1Fの距離短縮、左回りの舞台と条件が好転。重賞初制覇へ向けて視界は良好だ。
 馬体の維持に悩まされた昨春の時点でもオークスでC着したように、○アースライズは高い素質の持ち主。馬体重が安定した昨秋の内容が実力を証明する。時計を要する馬場+恵まれたハンデを武器に逆転を狙う。
 折り合いに大きな進境を見せる▲ハピネスダンサーも3連勝を狙って虎視たんたん。〈城谷〉」

◎ シュンドルボン
○ アースライズ
▲ ハピネスダンサー
× アルマディヴァン
☆ フェリーチェレガロ
△ バウンスシャッセ
△ マキシマムドパリ
△ レイヌドネージュ



バウンスシャッセは全23記者中 ▲(3番手評価) 2記者、×(4番手評価) 1記者、☆(5番手評価) 2記者、△(6番手以下評価) 6記者、無印 12記者

JRA−HP

バウンスシャッセ

ここに注目

安定感には欠ける面はあるが、一昨年のフラワーCと昨年の中山牝馬Sを優勝しており、実績では上位にランクされる一頭。今回は約7か月の休み明けとなるだけに、仕上がりが鍵になりそうだ。
「前走のマーメイドS(15着)の内容が案外でしたので、その後は放牧へ出して立て直しました。帰厩後の調整は順調なので、仕上がりに不安はありません。左回りも問題ないタイプです」と、厩舎サイドは本馬のケアに懸命だ。3歳時の一昨年春にフラワーCを優勝し、オークスでもヌーヴォレコルト(1着)、ハープスター(2着)に続く3着でゴールイン。その後はひと息の結果が続いたものの、昨年春に中山牝馬Sを制して復調をアピールした。中山牝馬Sを勝った時が約3か月の休み明け。気性的に久々でも力を発揮できるタイプだけに、いきなりの好走が期待される。

実績馬が優勢

過去9回の3着以内馬延べ27頭中20頭は、JRAのオープンクラスで優勝経験がある馬だった。一方、その経験がなかった馬は3着内率8.5%と苦戦している。実績のある馬ほど重い負担重量を課されるハンデキャップ競走だが、条件クラスのレースでしか優勝経験がない馬は評価を下げた方がよさそうだ。

明け5歳馬に注目

2009年以降の過去6回に限定して年齢別成績を調べると、「4歳」馬が3着内率33.3%と優秀な成績を収めている。一方、「3歳」馬で3着以内に入ったのは2012年の2着馬サンシャインだけである。開催時期が12月から1月に移ったことを考えると、明け5歳の馬をやや高く、明け4歳の馬をやや低く評価した方がよさそうだ。

●前走レース後の騎手・調教師・専門誌のコメント

バウンスシャッセ(15着)

 「スムーズなレースができなかったし、直線もスペースがなくて・・・。」(ミルコ・デムーロ騎手・競馬ブック)

 「スムーズなレースができなかったことがすべてです。道中は外に出したいタイミングで後続に来られてしまい、直線は進路がなく、終始窮屈な形を強いられました。馬は唸っていただけにもったいないことをしてしまった…。跳びが大きな馬だけにスペースがないポジションは余計に堪えた感じです。スムーズな競馬ができれば十分勝負になる力量の持ち主であることはこれまでの成績からも、跨がった感触からも感じていただけに力を出しきらせてあげることができなかったことはとても悔やんでいます。申し訳ありません」(ミルコ・デムーロ騎手・キャロットクラブ公式HP)
 「脚捌きが硬いのはいつも。中団のやや後ろ。外へは出さず距離損を抑えた立ち回りだったが、ずっと前が壁で行き場がないまま。外へ持ち出せた時には大勢は決していた。」(競馬ブック)

●各陣営のコメント

バウンスシャッセ

 「意識的に長めから乗っているので、休み明けでもピリッとした面が出てきた。馬格があって斤量は気にならない。スムーズなら。」(津曲助手・デイリー馬三郎)

 「意識的に長目から追い切ったので、いい意味で気持ちがピリピリしてきた。これが刺激になれば、見せ場くらいは作れると思う。」(津曲助手・競馬ブック)

●ほっさん予想

 なんとも走るか走らないかアテに出来ないバウンスシャッセですが、

1.太目残りということもあるが、調教はいつになくハード
2.この時期は寒竹賞やフラワーカップ、中山牝馬Sなど良績を挙げている。
3.1戦1勝と相性抜群の田辺裕信騎手に期待
4.ハンデは重いが、実績はメンバー中断然

などと、今回は走る要素はかなりあると思います。

ただ、陣営が言うほどの太目残りなら、全ての力を出すことは出来ず、終いの伸びを欠くかも知れません。

 前回はパドックさえ見られば、走らない状態というのはわかりましたが、今回は私は仕事で現地に行けません。事後映像で確認することになりますし何とも期待半分不安半分というところですね。

 実力を出せれば、このメンバーでこの程度のハンデなら勝てると思いますし、逆にまた馬群に沈んでしまうかも知れません。正直予想は立てられません。1つでも上の着に来て欲しいですし、太目残りの状態で掲示板に来てくれるのなら万歳です。

これ以降は2016年1月18日に作成

●パドック

 当日は私は仕事で現地に行くことが出来ませんでしたが、愛馬ロードヴォルケーノの応援にいらしていたルクソール様と私と同じくバウンスシャッセの所持者であられますタテヤマ様が写真を撮影して来てくださいましたので、ご厚意に甘えて現地写真を掲載させていただきます。

 タテヤマ様と書いていないものは全てルクソール様の撮影された写真です。


応援幕有り難いですね。



懸念されたバウンスシャッセの馬体重は前走プラス22キロの540キロ、仕事の休憩時間である15時の時点でこの数字を知った時、アッチャーと思いました。私の想像以上に大きな数字でした。



さすがに腹回りは少し太いと思いました。叩いて次なんだろうなぁ〜という感じでした。



ただ、藤沢和雄先生は著書でも、馬体減は要注意だが、増えている分にはそんなに気にしなくても良いとおっしゃっていましたし、私も大幅マイナスなどよりは随分良いと思っています。



しかし、私が昨年6月に阪神競馬場で見た時とは明らかに顔つきが違っていました。



いつもの”おじいちゃん厩務員”さんに引かれて気配は良く、キビキビと歩いていました。私がマーメイドSで見た時の舌をやたら出したり、首をダラッと下げたりの集中力のないバウンスシャッセとは違っていました。



集中して歩いていますし、表情がクラシックを走っていた時のものです。



馬の表情は私にはよく分かりませんが、バウンスの良いときは男勝りの険しい表情なんですよね。今回はまさにそれだと思います。



可愛いというよりも凜々しいバウンスシャッセ。



歩様もキビギヒとしていましたね。



奥にベルディーヴァの高野友和先生が・・・。ベルディーヴァの当日のコメントがないと思っていたら中京に臨場されていたんですね。そりゃそうか。



ほら、険しいでしょ。



太いものの、しっかりと筋肉はついていて体は出来上がっているように感じます。



馬体増は気になりましたが、追い切りの動きは良かったんですよね。



どの写真を見ても前走のように舌を出している様子もありませんし、前走前のように首をダラっと下げることもありません。



優しそうなおじいちゃん厩務員さん。



この時点でバウンスシャッセの単勝は17.6倍。ここから最終的には21.9倍にまで落ちるんですよね。そりゃ、この馬体増なら嫌われますよね。



胸の筋肉も素晴らしいですね。



田辺裕信騎手と藤沢和雄先生登場。



ここを勝ったらバウンスの主戦にしてやるよと甘い言葉をかけられて(ニンジンをぶら下げられ)ニヤつく田辺裕信騎手(推測)。



重賞でもなければなかなかパドックでは姿をお見かけしない藤沢和雄調教師。



良い雰囲気ですね。田辺裕信騎手もこれで藤沢和雄厩舎の馬がたくさん回って来るのではないでしょうか。



頼むぞ〜。



集中集中。



ここまでバウンスとは1戦1勝と相性抜群の田辺裕信騎手。

●レース 

 バウンスシャッセのスタートは普通ですが、やはり事前に予想された通り田辺裕信騎手は後ろで折り合い重視の策を取ります。結局後ろから3頭目の16番手を追走します。しかし、1コーナーでは行きたがってしまい鞍上の田辺裕信騎手はしばらく抑えるのに苦労します。

 向正面ではバウンスシャッセは折り合いもつき収まります。後方待機策の場合スローで流れて前残りの展開になることが最も困るわけですが、前の方ではマコトブリジャールがハナを主張し先頭を走っていたオツウとやりあってペースを上げてくれます。おかげでペースが速くなり、1000mの通過は59秒2と速いペースに。この辺りの通過タイムが11秒1−11秒5ですから、相当速いですね。

 このことで、最後は前崩れの展開となり差し馬の台頭を許すことになります。ちなみに動いたマコトブリジャールは最後余力がなくなりシンガリ負け。秋山真一郎騎手、ナイスサポートでした。パチパチ。

 4角ではすでにスパートをかけていた回りの馬に比べて遅れを取り出し心配になりますが、それは追い出しを待っていただけ。直線に向くと田辺裕信騎手はバウンスシャッセを外に持ち出し坂の時点で満を持して追い出します。

 悪い時は手応えが抜群でもなかなか伸びないのですが、田辺裕信騎手と手が合うのでしょう。一完歩ずつしっかりと伸びて1頭ずつ交わして行きます。勢いは完全にバウンスシャッセ。前で粘り込みをはかる最軽量ハンデ50キロのリーサルウェポンを捉え先頭でゴール!!待望の5勝目を重賞制覇で成し遂げてくれました!!


ゴール前。撮影タテヤマ様。


サイン入り優勝ゼッケン。撮影タテヤマ様。

●これで5勝目!!

 バウンスシャッセはこれで新馬戦、寒竹賞(500万下)、フラワーカップGV、中山牝馬S GV、愛知杯GVと5勝目です。5勝と言っても中には未勝利戦、500万下、500万下、1000万下、1600万下というようなパターンもありますが、バウンスシャッセはその内、重賞が3つもあるというところが素晴らしいですね。

 私の現役愛馬ではGT9勝を含む17勝を挙げたエスポワールシチー以外に5勝馬はおらず、全馬4勝止まりでした。ステップシチー、マデイラ、グランデアモーレ、フロアクラフトと4勝馬は結構いてくれるのですが、さすがに5勝目は難しい。

 バウンスシャッセはその難関の5勝目を無事突破してくれました。素晴らしい馬です。

●獲得本賞金は1億4580万円に!!

 今回の勝利で、バウンスシャッセの獲得本賞金は1億4580万円となりました!!

 この数字は2016年1月17日終了現在のキャロットクラブの全現役馬の獲得賞金(付加賞などを除く)でもステファノス、フラガラッハ、マリアライト、ジェベルムーサ、アルフレードに次ぐ6番目に高い賞金です。

 この中ではバウンスシャッセは最も募集価格が安い馬ですし、申し分ない活躍です。

●ほっさん軍団本年初勝利!!

 昨年は年間10勝の目標を掲げながら5勝と4月以降に1つしか勝てず低迷した我が軍団ですが、今年も年明け早々は好調な滑り出しとなりました。

 その大切な初勝利が重賞ということで本当に嬉しいです。また、同日走ったベルディーヴァやグリューヴァインもクラス上位の走りでしたし、勝ち星を挙げてくれるのは時間の問題でしょう。

 今年は目標の10勝に到達したいですね。バウンスシャッセはもう1つ勝ってくれるようでしたら、それはきっと重賞級の大きなレースでしょうし万歳三唱なのですが、叶えられない夢でもないと思います。

●愛馬8年連続重賞制覇の偉業達成!!

 2009年のエスポワールシチー以来、8年連続の重賞制覇です。

2009年 3月29日 マーチS GV        エスポワールシチー
2009年 5月 5日 かしわ記念 JpnT     エスポワールシチー
2009年10月12日 南部杯 JpnT       エスポワールシチー
2009年12月 6日 ジャパンカップダート GT エスポワールシチー
2010年 2月21日 フェブラリーS GT    エスポワールシチー
2010年 5月 5日 かしわ記念 JpnT    エスポワールシチー
2011年 3月21日 名古屋大賞典 JpnV  エスポワールシチー
2011年11月 6日 みやこS GV       エスポワールシチー
2012年 5月 2日 かしわ記念 JpnT    エスポワールシチー
2012年10月 8日 南部杯 JpnT      エスポワールシチー
2013年10月14日 南部杯 JpnT      エスポワールシチー
2013年11月 4日 JBCスプリント JpnT エスポワールシチー
2014年 3月21日 フラワーカップ GV   バウンスシャッセ
2015年 3月15日 中山牝馬S GV     バウンスシャッセ
2016年 1月16日 愛知杯 GV       バウンスシャッセ


 何度も言いますが、エスポワールシチー引退後は私は安価な馬しか買えない弱小馬主ですし、JRAの重賞を勝てる馬がこんなにすぐに出てくるとは思いもしませんでした。しかもそれが3年連続でエスポワールシチーからの偉大な記録を引き継いでくれています。本当に感謝感謝です。

●時計の評価

 今回のバウンスシャッセの走破時計は1分58秒8良馬場でした。競馬ブック誌の推定タイムは良馬場で1分59秒5でした。

 このように専門誌の推定タイムを大きく上回る快走で、これでいてハンデトップなのですから、ここでは実力が違ったということでしょう。オークス3着に重賞2勝の実績のように力を出せばこのくらいはやれる馬なのですが、力を出せるかどうかが不安定なもので・・・。

●レース後の騎手・調教師のコメント

バウンスシャッセ(1着)

 「前半は流れが遅かったけど、途中から結構流れてうまくタメることができました。直線もうまく捌けましたね。体ももっと良くなると思うし、素質の高い馬。これからが楽しみですね。」(田辺裕信騎手・競馬ブック)

 「7ヵ月ぶりでしたし、正直状態は昨年中山牝馬Sを勝ったときほどではありませんでした。悪くはないけど、もうひとつという感じでした。そんな状態で勝つのですから、力があります。レースの前半は流れが緩かったのですが、途中からうまく流れてくれて、直線に向くときもうまく前をさばけました。久々でトップハンデでしたが、力のあるところを見せてくれました」(田辺裕信騎手・ラジオNIKKEI)

 「前半は流れが遅かったので後方からではどうかと思いましたが、途中からは流れてくれましたからね。直線もうまく抜け出せて、ソラを使うところも見せずにしっかりと伸びてくれました。ケイコではもうひとつかなという印象を受けていたし、この状態で勝つのだからやはり能力は高いですね」(田辺裕信騎手・デイリー馬三郎)

 「調子が悪いというわけではないのですが、どこか足らないというか、決してむちゃくちゃいい状態というわけではなかったんです。ただ、それで勝つのですから、やはり力が違いましたね。レースではもう少しついていってもいいかなと思ったのですが、後方でジッと脚を溜めました。仕掛けてからの反応も良かったですし、あとは抜け出すとソラを使うので追い出しのタイミングだけ気を付けたのですが、1頭になってもしっかりと走ってくれましたよ。これからまだ良くなってくるでしょうし楽しみですね。今日はありがとうございました」(田辺裕信騎手・キャロットクラブ公式HP)

 「馬体重は大幅に増えていましたが、想定の範囲内でしたし、ある程度は立て直せたかなと思って送り出したんです。序盤にごちゃついたところはあったけど、それにしても田辺が本当にうまく乗ってくれたよね。直線の伸びなんか、中山のリプレイを見ているようだったよ(笑)。まぁ、力を持っていることをバウンスが自分の走りで証明したことが何より嬉しいね。このあとも十分やっていけることは分かりましたし、長いお休み明けでしっかり走ったくれたので、よく様子を見たうえで今後のことを検討していきましょう」(藤沢和雄調教師・キャロットクラブ公式HP)

●専門誌のレース評価

バウンスシャッセ(1着)

 「22キロ増で余裕残しの体つき。抑えて後方から。序盤は折り合いに苦労していたが、向正面からマコトブリジャールが動いて緩みないペースになったことが大きい。直線の坂まで追い出しを待って、追われて手応え通りの伸びを見せる。残り100メートルからリーサルウェポンの外をグイッと抜け出した。」(競馬ブック)
 「愛知杯は昨年6月のマーメイドS以来のバウンスシャッセが外から差し切った。充実しているときとそうでないときの差が大きいゼンノロブロイ産駒らしく8番人気での勝利。いつ充実しているか分からないのが難しいところだが、本馬の場合は大型でも使い込むより休み明けの方が良いとはいえるのかもしれない。母のリッチダンサーはダイイシス系の名中距離ホーリングの産駒で、英国で3戦未勝利。産駒スタッブスアートは英2000ギニー3着、同ホーカーテンペストはオリオンSなど中央5勝、フロアクラフトは中央4勝でスイートピーS2着などの実績を残した。祖母の産駒には英G2チャレンジSのジャストジェームズ、4代母の産駒に愛G1フィーニクスSのキングパーシャンがいる牝系。そこにレッドアラート、フェアリーキング、ホーリングと欧州系の種牡馬ばかりを配合されてきたのが母で、サンデーサイレンス直仔でも米国色の強いゼンノロブロイとの組み合わせは5代アウトの米×欧配合となる。距離適性はほぼ10F専門に活躍した母の父ホーリングのそれがそのまま出ているようで、1800〜2000mならつねに注意を払っておくのが得策かもしれない。」(血統編 水野隆弘TM・競馬ブック)

●気になる賞金は

 本賞金は3600万円。付加賞は64.4万円。特別出走手当が41.2万円に芝1800m以上の競走なので5万円が加算され46.2万円。合計3710.6万円。1口で割りますと58000円程度になると思われます。

●今後の展望

 私は追い切り重視で考えますので、今回のバウンスシャッセの事前の追い切りはいつになくハードで具合はかなり良いと思っていました。そして、上記予想で書きましたように、この時期に良績が集中している馬ですし、鞍上も1戦1勝と上手に乗ってくれた田辺裕信騎手ですし、メンバー的にも勝つところまであるという認識でした。

 しかし、前走前にパドックで見たオークスなどの時とはまるで別馬のバウンスシャッセの光景が忘れられず、もしかしてもう走らないのではと不安が少なく無かったことも事実です。馬は生き物ですし、特に牝馬はデリケートです。一度メンタル面など不調に陥るとなかなか回復せずに長引いたり、そのまま2度と力を出せずに終わってしまう場合も多々あります。

 しかも今回は陣営が早い段階から懸念するほどの太目残り。正直、うーーーんという感じでした。

 今、レースが終わって見ると、メンバー中実績断然だったようにここでは格が違いましたが、このままずっとこの状態でいて欲しいですね。この走りならGTでも上位に来ることは十分あり得ると思います。今年は昨年断念したエリザベス女王杯を最大の目標に是非共そこに出走して欲しいと思います。

これ以降は2016年1月19日に作成

●最後に

 まずはご一緒の所持者の皆様、愛馬の重賞制覇おめでとうございます。

 そして早速たくさんのお祝いコメントをいただきありがとうございました。

 こんな時ほど現地にいて感動を共有し、その後の祝賀会に出席したいのですが、今回は昨年末に入院し、有給休暇を8日も使用した為に有給休暇の使用を自粛し行けませんでした。

 ただ、私が現地にいると勝たないので(涙)、反っていなかったから勝てたのだと良いように解釈しています。そうは言っても、できるだけ応援に行きますが(苦笑)。


 それにしても昨年6月のマーメイドSではパドックから明らかにオークスなど良いときのバウンスとは違いましたし、牝馬のメンタル面の難しさは愛馬プリュムやグランデアモーレなどで散々経験していましたから、復活は簡単ではないだろうと思っていました。

 それでも藤沢和雄厩舎では、同世代のロサギガンティアが昨年末復活して阪神カップGUを優勝していましたし、バウンスも復活して欲しいと願っていました。また、復活すれば、ここでは実績などからも格が違うと思っていました。

 私は全く自信がないときは馬券の単複を100円ずつくらいしか買いませんが、今回は事前の追い切りの動きが良かったことと、いつになくハードに攻められていたことなどから、凡走しているときとは気配が違うと思っていましたので、いつもよりも買い増ししていました。

 とはいえ、馬体重増加の懸念はありましたから、100パーセント信用しているわけでもありませんでした。今回、馬券でもかなり儲けさせてもらい(その分、同日出走し、勝てる自信のあった愛馬ベルディーヴァとグリューヴァインが取りこぼし損も出しましたが・・・)、ホクホク顔です。

 しかも、この少し太目の馬体で勝ち切るのですから、次走しっかりと絞れれば更なる力を発揮してくれる気がします。それならばGTでも・・・、と思ってしまいますね。

 私は関西に住んでいることからも昨年断念したエリザベス女王杯への出走を熱望します。バウンスシャッセは来年3月が引退期限ですから、もうエリザベス女王杯への出走は今年しかチャンスがありません。

 今年は上手く順調に行って4、5回は走って欲しいですね。昨年は結局年3走だけでしたもんね。これでは寂し過ぎますよね。


 これでバウンスは重賞3勝馬。とにかくその子を所持したいと熱望しているわけですが、こりゃ、どんな種牡馬と併せても1口10万円は下らなさそう(恐)。これで母の良さが産駒に伝わらなければ大変な損失に・・・。・・・って、産駒の馬体などを見ればある程度走るかどうかはわかりますし、何よりもリッチダンサー牝馬の仔出しの良さは特筆モノですから大丈夫でしょうね。

 もう実績は言うことありません。そりゃ、まだまだ活躍して欲しいですが、私の中ではまずは無事に競走馬生活を引退してその血を残してくれること。私はまだアフロディーテの競走中のアクシデントによる無念を引きずっていますから。

 頑張れバウンスシャッセ!!次は私の居るときに勝って頂戴(笑)。

最後までご愛読ありがとうございました

2015年6月23日立ち上げ 9月17日、24日、25日、12月16日、18日、20日、23日、30日、31日、2016年1月3日、7日、12日、14日、15日、16日、18日、19日加筆

競馬徹底分析ほっさんサイトトップページに戻る

バウンスシャッセの過去の特集をご覧になりたい方はこちら

2015年 6月14日 第14戦 第20回 マーメイドステークス GV 阪神芝2000m (15着/5番人気) 写真多数付現地観戦レポート

2015年 5月17日 第13戦 第10回 ヴィクトリアマイル GT 東京芝1600m (13着/11番人気) 写真多数付 現地観戦レポート

2015年 3月15日 第12戦 第33回 中山牝馬ステークス GV 中山芝1800m (1着/3番人気) 

2014年12月20日 第11戦 第52回 愛知杯 GV 中京芝2000m (8着/8番人気) ルクソール様撮影現地写真掲載

2014年10月19日 第10戦 第19回 秋華賞 GT 京都芝2000m (7着/7番人気) 写真多数付 現地観戦レポート

2014年 9月13日 第9戦 紫苑ステークス 新潟芝2000m (12着/2番人気

2014年 7月20日 第8戦 第50回 函館記念 GV 函館芝2000m (16着/3番人気)

2014年 5月25日 第7戦 第75回 優駿牝馬(オークス) GT 東京芝2400m (3着/3番人気) 写真多数付 現地観戦レポート

2014年 4月20日 第6戦 第74回 皐月賞 GT 中山芝2000m (11着/12番人気) 写真多数付 現地観戦レポート

2014年 3月21日 第5戦 第28回 フラワーカップ GV 中山芝1800m (1着/3番人気)

2014年 1月 6日 第4戦 寒竹賞 3歳500万下 中山芝2000m (1着/8番人気)

2013年11月 2日 第3戦 アルテミスステークス 重賞 東京芝1600m (10着/10番人気)

2013年 8月31日 第2戦 札幌2歳S GV 函館芝1800m (14着/5番人気)

2013年 8月 4日 デビュー戦 2歳新馬 函館芝1800m (1着1番人気